Y様邸宅の上棟である。
吉川棟梁は準備段階から気合いが入っているのがわかる。
建前の前週土曜日には、構造材やTlP材を運び込み、きっちり養生をしておき体制も取っておく。
桧の土台は既に敷き込み完了してある。
月曜日、朝から気合いを入れて建て方開始です。
無駄な動きは無く、言葉少なくポイントを突いた指示が、吉川棟梁から時折出るが、目配りでみんなはそれぞれのやるべき事を熟知して行動する。
土台、柱、TlP材の桧材からほのかな材木の香りが漂っている。
隣の方も注目して見ていて、桧の香りがいいですねと声かけられた。
涼温換気の家の工事が、それぞれのカタチで各現場ごとに進んでいます。
基礎工事の段階から、建築現場の前を通る人にも、注目の眼差しを受けている。
ここにきて、ようやく空気が綺麗な家と知られ始めて来たような気がする。
もっと広くこの涼温な家を、検討段階で知って貰いたいと願っています。
検討された方と知らなかった方では、人生に大きな差が生まれると考えます。
そんな思いの中での上棟です。
平澤 政利