今日の午前には、O様邸の地鎮祭が執り行われた。
O様は健康、空気、環境には特にこだわりを持っている。
大手ハウスメーカーも検討された事を伺った。
敷地に対する光の考え方と設計で根本的にくい違い、私共に期待をして貰う。
しかし、何より涼温換気の心地良さが決め手ではあった。
この空気感は他社には無い。
よって、平澤建築事務所で家をつくると心に決めて進んできたのだと、つぶやきを聞いた。
本当に有りがたい事です。
そのO様邸のご要望を平澤なりに噛み砕く。
そして、トータルバランスの中でその要望を効果的かつ経済的に、将来を見越した物語の演出をサポートしたく、全エネルギーを注ぎ込んで来たと言える。
家づくりは、どこまで黒子としての建築屋を信頼出来るかが、完成に大きく左右されます。
設計者からの押し付けはあってはならない。
しかし、完成形をカラーで描く事が出来ているのに、その実現への努力を怠る事は罪である。
一時的な山や谷は当然あります。
プロフェッショナルとして、真の「良かった」をつくるため、そして、いい家の完成到達のために、時には貫く姿勢もありと思っております。
あくまでも、地域の中にある社会性を秘めた上では、クライアントを支える真のパートナーでなければならない。
だから自らを日々高める生き方が建築屋には求められる。
O様の、本当に「良かった」のために努力します。
平澤 政利