年二回発行される建築雑誌、「住まいネット新潟」が一昨日、県内書店に並んだ。
今回は10周年記念版として、かなりのエネルギーを出版社がつぎ込んだ事が伝わって来ます。
私も新潟県で長く住まいづくりをしているものですから、多くの工務店、建築事務所、中堅ビルダー等のリーダーとは知り合いは多い方だと思う。
共に学び合っております。
雑誌に掲載されているように、家づくりをしている会社の経営者には熱いものがあります。
(まれにそうでは無い人もいる。)
住宅雑誌の一つのパターンに、写真とはかけ離れた誉め言葉が記載されていることがある。
自分の事はさておいてと、お叱りが聞こえて来そうですが、住宅雑誌はやはり写真だなと感じてしまう。
敬意を持っている建築事務所の作品は美しく見えた。
大きなFIXガラス窓や、吹き抜け、そして中庭、さらにはライトアップ、又は大胆な石面壁等は、ページを開いた人を引き付ける魅力がある。
素晴らしいリビング写真があった。
そこに大出力と思われる天井ビルトインエアコンが付いている。
その冷房と暖房が風と共に、住み心地にどのような影響を及ぼすかを余計な事とは思いながらも気になった。
生活ゾーンでは、気流は0.5m/秒以下が心地良いとされている。
また、生活臭や二酸化炭素濃度の低減は換気による排気であり、新鮮空気の給気でもある。
空気は地味な世界です。
しかし、大きな力となります。
こちら木工工芸家の涼温換気の家です。
言葉で伝えられない上質な空気を感じて頂けますか?
住み心地の爽やかな空気を、こだわりを持ってつくり続けて行きます。
平澤 政利