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2015.07.28
住宅総合展示場の裏側

連日、猛暑が続づいております。
体調管理には十分気を付けたいものです。

暑い夏は、爽やかで涼しい住まいは有難いと、誰しもが思う事でしょう。

玄関の扉を開けて一歩家の中に入る。
「あ~ぁ~なんと心地いい」と、思わず口にしてしまう。

それを求めて家づくりに動く。
手狭になった我が家をなんとかしたい等理由はそれぞれである。
そしてとりあえずと、住宅総合展示場にウィンドウショッピング感覚でお子様達を連れて見に行くパターンが多いのではなかろうか。

訪ねた展示場は涼しく、おしゃれで、またセットしてある家具、調度品のセンスもいい。
展示場には各社力を入れる。それなりの設計料、インテリアデザイナー料が加算されて行く。
勝負をかける展示場では、優秀なデザイナーに依頼する事は一般的な事にもなっている。

さらに、営業マンの雰囲気がいいとなったら、もう少し話しを深く聞いて見ようかとなるのが普通です。

そのハウスメーカーの性能の全ては、その建物の裏にあると言っても過言では無いです。

見えなくなってしまった基礎、壁、断熱方法、換気ルート、は空気感だけては判断がつかない。
しかしながら、床下と小屋裏を見させてもらったら、それもほぼ判断がつきます。

あなたがご覧になられた爽やかさの現実を一生懸命裏側に隠そうと置いてあります。

今は、そのエアコン室外機が、フル運転となっています。
7月の冷房費はいくらになってしまうだろかと勝手に心配してしまう。
住宅ローンの返済金額は細かく検討する。
しかしながら、これらの立派な展示場のランニングコストの話は話題に上らない。
夢だけを描く。

展示場より我が家は小さいから、少ないエアコンだとお考えでしょうがそれなりに必要となります。

涼温な家では、50坪位の住宅なら小屋裏エアコン一台で快適です。
(平屋つくりや横に長い家での計画には二台計画になる場合もあります)

以下住宅総合展示場の裏側写真です。

それぞれのハウスメーカーが現在、爽やかをつくり出している裏側です。
近年はエアコン性能が良くなってきていると言っても電気料金が気になるのは私だけでないはずです。

展示場に行く前に読む本を読んから行かれた方が、より効果的に時間を使う事ができるとのアドバイスでした。

平澤 政利