広い敷地を整地して、その一角に「涼温な家」のS様邸新築工事がスタートする。
「良寛さんの里」でも知られている長岡市和島に建つ。
介護を要するお母さんを、温度差の無い爽やかな空気の涼温な家に住まわせてあげたいという思いと、ご夫婦、そしてご家族のこれからの生活を考えての家づくりです。
今現在と将来を多面的な角度から見つめ、中身の濃い家であることは模型を見ると頷ける。
平面図や立面図、パースをチェックしながら修正を加え、最終的にベストな工事着工となるが、やはり住宅模型は、お互いに完成型をスタート時点で共有、確認でき、確信を持って進められる。
美しいシルエットと、納得できる動線等の確認にも、建築屋としてコミュニケーションをとりながら進められる強みに、模型は一役を担っている。
平澤 政利