涼温な家の夏は爽やかです。
暑い日にご来場くださるお客様は、玄関に一歩入ると「わぁ、気持ちいい!」と一様におっしゃる。
体感ハウスでのお客様との打ち合わせは、居間にて行なっています。
打ち合わせが長引けば、当然トイレもお使いになります。
トイレから戻られると、お客様は「いいですね、どこへ行ってもこの爽やかさは。」と言ってくださる。
続けて、「普通は居間でエアコンを使用していると体が冷えてきますが、エアコンのないトイレに入ると、そこにはモワっとした不快な暑さがある。この体感ハウスにはそれが無い。」とおっしゃる。
涼温な家の一番の特徴は、エアコンの風が届かないトイレ、洗面、廊下の爽やかさにあると思う。
それは、いつも話している排気での空気移動によって、清々しさが実現するのである。
C値0.2c㎡/㎡は、このような住み心地を支える為にあるのです。
必ずしも夏の室温を低くすることだけではないと考えています。
湿度コントロールも住み心地には大切です。
その上で、体感温度を2~3℃下げる方法には、風も有効な手段と言えます。
涼温な家に、あえて扇風機を有効利用することもお奨めしたいです。
体感ハウスでは、先進技術のダイソンの扇風機を使っています。
不思議な理論により風を生み出すおもしろさと、羽が無いことで小さなお子様にも安全であることを考慮し、少し高価ですが使用しています。
不思議な扇風機です。
涼温な家には先進技術がよく似合う。
私のイメージとして涼温な家で扇風機を使うことは、湯上りに夕涼みで浴衣を着て、うちわで気持ち良さを楽しむような風景なのです。
風を、爽やかさを、そして心地良さを夏に楽しんで頂きたい。
平澤 政利