山古志の復興住宅を訪ねた。
この建物の在り方とコミュニティの考え方は、復興支援の1つの形として、多方面から注目されている。
時には、外国からの視察団も訪れている事が放送される。
単に住宅の確保だけに赴きを置くことなく、その地域で本来受け継がれてきた生活基盤を、復興とどう合致しつつ、確立させるかを練り上げたものでもある。
それでも当然、大なり小なり非難はある。
私はその事業推進に尽力された、異色の県職員幹部の講演を聴いている。
だから、その苦労をしみじみ見ることになる。
まつりごとを司る者は私心があってはならい。
役人として、ある意味不利な生き方と思えた。しかし、尊敬すべき闘いをされた方だと敬意を表します。
復興住宅には大きなドラマが秘められているのです。
地震から10年。
入居者の高齢化が進んでいる。
写真を撮っていたら、おばちゃんから声掛けられた。
妻と同じ虫亀集落の人との事で話が盛り上がった。
平澤 政利