新潟市内でも最高気温が25℃を越える夏日となった。
確かに外に出ると暑く、少し体を動かしているだけで汗ばむ陽気だ。何より吹いてくる風が生ぬるく気持ち良いものではない。
体感ハウスの温度計は23.8℃の外気温を示している。室内は22.8℃、湿度は40%程度で一定している。
温度はさほど変わらないが、外断熱でしっかり守られ、全熱交換された空気が流れている体感ハウスの中は気持ち良い。
昨年の冬にお引き渡しをしたI様も午前中に体感ハウスにいらっしゃって、
「春の陽気だけど、家の中がこれだけ快適だと、外の不快さを特別感じますね」と、笑って話をされる。
本当にその通りである。
進行中のT様邸も、すっかり断熱・気密工事が完了しているため、工事中の現場にも関わらず、とても気持ちの良い体感温度である。
流量測定を行い、1ヶ所ずつ所定風量をチェックしながら、全体のバランスも確認していく。
構造的なチェックと同時に、ダクティングの計画も行っているために、安心した現場進行と、空気の流れが確立されていく。
佐藤 吉行