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2015.04.03
現場再認識勉強会

涼温な家は、奥の深い家づくりである。
そこに携わる職人の一人一人が住み心地を追求する強い思いが不可欠といつも平澤は口にしている。
それぞれのプロフェッショナルが集結して家づくりは進む。
断熱・気密・換気と一つも疎かにすることなく、本質を突き詰めていくことが、住み心地の良い、涼温な家の完成へとつながる。

今日は、大工各社の代表者が出席のうえ、現場研修会を行なった。
もちろん今まで多くの、ソーラーサーキットの家、SA-SHEの家、涼温な家づくりに携わってきたベテラン大工職の皆であるから、改めての研修会内容もかなり細かい部分を再認識の徹底内容となった。中には今更ながらの再認識もある。
その全員の姿そして、真剣な眼差しを見ていると、お客様へ最高の住み心地を提供するプロ集団であることに、頼もしく思える。

短時間の密度ある勉強会である。
集合は、上棟直後の現場。そこで構造細部の現場認識である。二棟目は、木工事終盤の現場。そして、三棟目は、完成引渡し目前の現場である。
全て実践舞台研修は大工職には身体の中に受け入れ易い。
いい家をつくる思いを共有する必要不可欠な時間としっかり頷けた。

数値や理論に裏付けされた部分と、目には見えない空気を大切にしてつくる涼温な家。
そんな強いチーム力ある集団であり続けたいと、その一員として私も強く感じた。

佐藤 吉行