S様邸の涼温な家のご契約に立会いさせて頂いた。
ご契約までの間も様々な形でプランを練って、より良い住み心地と建築的デザインの追求を同時に行なう。
さらなる上質な涼温な家となるべく、ご契約の直前までも最善を尽くす。契約は家づくりのスタートである。
工事進行中での変更も決して珍しいものではないが、徹底的に最高の仕事を追求する姿勢が平澤建築事務所のやり方である。
ご契約に立会いさせて頂く時に、恐縮ではあるが、お客様に平澤建築事務所に決めて下さった理由を聞いている。
S様が初めて私共を知って下さったのは、新聞の広告で見かけた【「いい家」が欲しい。】であったという。
その他にも、様々な住宅関連の書籍をご覧になったり、他メーカーを検討したりする中で、温度差の無い家であって欲しいという思いから、半信半疑で体感ハウスへお越し頂いたようである。
実際に、本当にどこへ行っても温度差が無いこと、そしていい空気で満たされていることを体感して、家づくりの進む方向として確信して下さったという。
この出会い、そしてS様の行動には、私共は心から感謝です。
お仕事柄、ヒートショックでトイレや浴室内で亡くなられる方を数多く見られているS様だからこそ、家族の健康を守る家であって欲しいという思いは、より強いものがあったのだろうと感じる。
S様も含めて、本当に多くの方々が、ご家族の健康を心から願って家づくりを考えられていることに、改めて身が引き締まる思いである。
最後に、笑いながらS様ご夫婦が教えて下さった。
「平澤さんの、あの大きな情熱も決め手の一つですね」 と。
佐藤 吉行