「涼温な家」があることを知る。
そして、調べて体感ハウスへ出向く。多くの方々は、そのような経緯で決断へと進む。
マツミハウジングを始めとする【「いい家」をつくる会】会員のホームページには、その「涼温な家」に実際にお住まいの方の生の感想文が、数多く紹介されています。
その涼温な気持ち良さを、平澤建築事務所の社員または私が一生懸命伝えると、初めての方はきっと身を引くだろう。
なぜなら、体感してもそんな家は無いと思っている方が、時々見受けられるからである。
見えない住み心地の良さは信じ難いものである。
ある意味では当然のことかもしれません。
しかし、体感ハウスに入った時、その空気感の気持ち良さを、多くの方々が評価して下さるのは事実です。
なかには、今までに経験のしたことのない気持ち良さと感動される方もいらっしゃいます。
体が感じたその直感を信じて頂きたい。
全ては素直に感性として受け入れ、人と共存する住まいを誤ることなく求めて頂きたいものです。
受け入れやすいデザイン系住宅や単品素材、または単品工法等のアピールの方が惹かれやすく、頷きやすいのは確かです。
しかし、住まいとはそれが一番では無いはずです。
入居して、数ヶ月でデザインにも慣れてしまうと、住み心地の問題が大いに気になってくる。
これでは、今までの家と大差がないことに気付くのです。
また、前の家は動線が悪かったとおっしゃる方は、動線をスムーズにすることを重視して、プランを進める。
暗い家に住んでいた方は、そこを解決することで良しとする気分になったりもする。
住んで最も大切な住み心地を、住んでから後悔する人達が、未だに後を絶たない。
建てる前に、そのことを再確認して欲しいと願っております。
すでにお読みになられているかとは思いますが、私共のホームページトップにも
【住み心地感想】 のコーナーがあります。
ぜひ、生の声をご覧ください。
住んでいる方の住み心地をダイレクトに伝えているものです。
お子様のためにも、お父さん、お母さんのためにも、そしてご自分の将来に対しても、きれいな空気の気持ちいい健康を、もっと深く考えてください。
平澤 政利