新年の平澤社長のブログにもあるように、この2015年には「涼温な家」にはかなりの注目が集まるはずである。
類似的な工法や考え方が出てきている中で、先進的につくられてきた涼温な家における真の換気・涼温房の方法に勝るものはないと私共も自負している。
そして、機械的なシステムだけでなく、何より基本的に建物自体が、本当の外断熱による高断熱性能と、裏付けされた高い気密性能を持ち合わせていることが不可欠となることは、もはや言うまでもない。

工法や導入されるシステムが同じ涼温な家であっても、建てられる地域によって、その住まい方までもが同じで良いというわけではないと思う。
その中で、体感ハウスでの日々のデータ収集を行なっている。そして、それに基づいた住まい方の工夫も同時に求められることだろう。

体感ハウスには過去数年に渡っての蓄積されたデータがある。
涼温な家の空気感を肌で感じると共に、そのデータも必ず建てる人の役に立つものだと思っている。
ぜひ、この寒い時期に多くの方々に体感してほしい。

今年もより一層、正直な家づくりに没頭していきたいと思う。

佐藤　吉行