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2014.12.24
涼温な家お引渡し

I様邸のお引渡しを終えた。
雪の降る昨日も、お引渡しの予定時間が近づくにつれて日差しも出てきて、まるでお天道様も祝福しているかのようであった。

I様は玄関に入るなり、その暖かさにまず感動されていた。家の中を見渡し、その出来栄えに終始感動されていた様子であった。
中に入ってまもなく、I様は着ていたダウンジャケットを脱がれた。私も事務所からダウンジャケットを着てI様邸に向かったので、この気持ちはよく分かる。
少し作業したり、歩き回るだけでも汗ばむほどだ。これだけの室内環境をつくれる涼温な家の性能の高さにはI様だけでなく、私も改めて感動する。

仕事柄、家の中での温度差による事故死などを見てこられたI様からは、お会いした当初から、絶対に温度差の無い家づくりをしたいと話を伺っていた。
そして、産まれてくる子供のためにも、きれいな空気の中で子育てをしたいというI様の思いには、私共もとても共感する。
何よりご家族のことを大切に考えられている、その姿勢は涼温な家を建てられる方々に共通していることである。

出来上がった我が家の中を、じっくりと歩き回りながら心より感動して下さるI様の後ろ姿を見ながら、平澤社長とも「自画自賛ではないが、本当に素晴らしいI様邸となった」と話をしていた。
お客様が感動して下さる様子は、自分達にとっても一番のエネルギーとなる。そして、家づくりの考え方・方向性は決して間違ったものではないと確信する。

品の良いカーテンを選ばれたI様邸に、また素敵な家具が設置され、ご家族の笑顔が満ち溢れた時に、この家は真の完成を向かえるだろう。
その頃に、またお邪魔させて頂きます。

そして、改めてこの場を借りて、松田棟梁をはじめとする工事関係者の皆様方にお礼を言いたい。
ありがとうございます。

佐藤 吉行