昨日、一棟の涼温な家のご契約をさせて頂いた。
着工は来春の予定で、来年のお盆には、ご家族が上質な空気が流れる新居の中で過ごして頂けるようになっている。

お仕事柄、大規模な建築施設にも精通されているH様とは初期段階からも、専門的な意見を交わしながらの打合せが進んでいた。
金額調整等をしていくなかでも、かなり綿密で内容の濃い時間をかけて、ご契約の日を迎えることとなった。

技術者の方であるがゆえに、涼温な家の空気の質や換気の方法については、肌で感じる直感だけでなく、理論的にもこの画期的な考え方の正当性や重要性を熟知して下さっている。
そのため、度々の打合せの中でも、家に求める共通意識があるので家づくりの根幹がぶれることがない。
こういった専門的な技術者の方々からも評価を頂ける家づくりであることは、私共としてもとても誇りに思う。

説明も終わり、書類も揃ってご契約が済んだ後に、最近産まれた我が子にとプレゼントまでご用意して下さったH様ご夫婦。
思いもよらない出来事に、ただただ恐縮してしまったが、本当にお心遣い頂きましてありがとうございました。
実は、H様のお子様と偶然にも誕生日が同じだったのである。これも、何かのご縁なのかもしれない。

今後、着工に向けて、さらに細部を詰めていく内容もあるが、常に向かうベクトルの方向は決まっている。
上質な空気と住み心地を追求した家をH様と一緒につくりあげていく。

佐藤　吉行