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2014.10.17
立証される高気密

昨日はT様邸の気密測定。
C値=0.19c㎡/㎡という申し分ない測定結果であった。

堂々としたT様邸の佇まいには力強さがある。
断熱性と気密性がしっかりと確保された中で、今度はこの高い気密性能と連動するように、計画的な換気ルートの施工が進められていく。
何度もブログでも書いている通り、この計画換気を確実なものとするためにも高い気密性能が求められる。

熱損失係数であるQ値等は、例えば同じ工法、同じ面積であっても、そこに使われる断熱材の厚さや種類、サッシやガラスの種別によってその数値を良くすることはできる。
しかし、相当隙間面積を表すC値に関しては、あくまでも施工精度と深く関わってくる数値で、そこには職人達の熱い思いをいつも感じる。本当にありがたいことである。

未だに中気密などという言葉も目にするが、あくまでもこだわって、言葉だけではなく立証された高気密な家づくりであり続けたい。

佐藤 吉行