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2014.10.12
新潟日報メディアシップでのトークショー

メディアシップ20階、「そらの広場」での家づくりトークショーに、三人の出演者のうちの一人として話してきた。

先発の二社の建築会社の社長は、素材、間取り、コンセプトを熱く語った。
そして最後、私は一貫して空気のことを話し続けた。

写真を差しながら、フィルターBOXにて汚れが除去された「外気」が、第一種熱交換換気システムを通って家の中央のセンターダクトから給気されること。
そして、汚れた空気はその部分からそれぞれ排気されること。よって、汚れが拡散せずに、さらににおいやよどみの無い、爽やかな空気感が得られること。
エアコンはそこに、「涼」または「温」を加えるシステムの考えであること。を伝えた。

この逆転の発想のエアコン使用は、会場の人達からは共感をもらえた。
ステージから見ていると、それが手応えとして感じる。
トークショーが終わってからが凄かった。わざわざ追いかけて来てくださり、
「名刺を下さい」
「今の換気の話はとても興味深い」
「改めて電話してもいいですか?」
などと、涼温な家についてもっと知りたいとお声掛け頂いた。

涼温換気のカタログと涼温な家50冊は、ほとんど在庫が無くなるほどの人気となった。
いかに空気に人の目が向いて来ているのかが、ひしひしと伝わってくる時間であった。

帰り際に、お客様であり新潟日報社員でもあるS様より声を掛けられた。
「平澤さん、緊張してましたね。でも、後半センターダクトを指差してからは、いつもの平澤さんらしさが戻った」と言われた。
実は、トークショーが始まる前にここの部長であり、涼温な家にお住まいのW様からも、笑顔で声を掛けてもらっていた。
アットホームな雰囲気の中でのステージでした。

一筋に、住む人の健康と住み心地を追求してきた。
そのつぼみが花開く時を、迎えてきたような気がする。

平澤 政利