この写真は、私が生まれ育った小千谷の家の庭先から撮ったものです。
段々の池には、今も錦鯉が育てられている。昔のままです。
私の家はもう無く、本家がその場所に鯉の越冬施設をつくり利用している。
のどかな風景ではありますが、淋しさを感じる。
中越地震によって、この辺りも壊滅的な被害を受けた。支援を受けながら、ここまで復旧した。
しかしながら、人口はさらに減り過疎集落となっています。
冬には小雪になったとは言え、今でも2.5mは積もります。自分が子供の頃は、学校のグラウンドに4.0mの積雪を記録しました。
この道は今では通行していませんが、町とつながる唯一のバス道でした。
冬の落雪には常に注意しながらの通行であり、下には川が流れています。
まさに、命がけです。
今、私共の事務所のある新潟市は、多い積雪でもせいぜい30cmくらいです。
本当にありがたい所で家づくりを展開しています。
人口の減少が続く小千谷市に、ほんのささやかではありますが、ふるさと納税をさせてもらっています。
平澤 政利