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2014.09.14
ご新築祝い

昨日は平澤と共に、K様邸のご新築祝いの席に招いて頂いた。
入居されて約2ヶ月が過ぎ、K様も新生活に慣れてきたとお話されていた。
アプローチや家の中にも奥様が好きな花々や小物などが置かれていて、涼温な家での生活を楽しまれている。

もちろん、臭いやよどんだ空気の無いK様邸は玄関を開けて室内に入ると、爽やかな空気が迎えてくれる。
K様も家に帰ってきた時、玄関に入った瞬間の気持ち良さには2ヶ月を過ぎた今でも感動して下さる。

奥様の手料理のご馳走はどれも美味しく、ご主人の趣味であるオーディオから流れる音楽を聴きながら、食事をさせて頂き、改めて家づくりに対しての様々なお話も聞かせてもらった。
「いい家が欲しい」の本との出会い、そして平澤建築事務所との出会いなど、私も初めてお聞きする話であった。

今でこそ、涼温な家で生活をして、換気・断熱・気密の重要性も理解して頂いているK様ではあるが、当初、本を読んでいる時には、この家づくりに対しては半信半疑で、そこまで換気の必要性があるのかと懐疑的であったという。
しかし、体感ハウスでの空気感や、平澤政利との出会いや会話の中で、直感的に「涼温な家」での家づくりを決められたという。

ご友人がK様邸に遊びに来られた際に、ついつい長居してしまうというが、実際にお邪魔してみるとその人達の気持ちがよく理解できる。
理屈ではなく、直感的に体がこの気持ち良い空気を求めているのだろう。
K様自身も、この涼温な家を説明する時は、多くの言葉を並べるのではなく、
「一度、家に来てみるといい。そうすれば全てわかりますよ」と、とにかく一度体感してもらうことを薦めているというのだ。
これほどに、「涼温な家」を大切にして下さるお客様がいることに、改めて自分たちが恵まれた建築屋であることを実感する。

「いい買い物をしました。」とおっしゃられたご主人の笑顔がとても印象的で、最高のお言葉であった。
心から家を大事にされ、そこでの生活を楽しまれている様子を、直接見て感じられることは何よりの励みである。

美味しい手料理と、素敵な音楽の中で貴重な時間を過ごさせて頂いたことに、改めてこの場を借りて感謝申し上げます。
私たちも、ついつい長居してしまいました。
本当にありがとうございます、ごちそうさまでした。

佐藤 吉行