13日(日)の勉強会に参加されたH様は、家づくりを考えようと思っていた矢先に、先日発行されたasshを見て体感ハウスへとお越し下さった。
ハウスメーカーの展示場などを見学したことも無いH様にとって、私共の体感ハウスが第一号となったことは大変光栄なことだ。

まず初めに、「まだ何も勉強しているわけではないので、基本中の基本から教えて下さい」とお願いされた。
実はこの日の朝に平澤から、お客様の立場になってより分かりやすく、より簡潔に説明するようにと渇を入れられていた。
ついつい専門用語や普段業務の中で当たり前に使っている言葉や用語で説明してしまうのが、私達つくり手の悪いところである。
おかしな話だが、説明させてもらった私自身にとっても、勉強となる時間だった。

現在のお住まいが夏は暑く、冬は寒い。冬は室内でも防寒具を着て過ごす事もあるという。
まさに私の住まいとよく似ていて、勉強会の内容を少し脱線しながらも大いに話が盛り上がった。
決してお世辞にも良い環境とは言えない現在の住まいでも、楽しみながら生活をされているように思えるH様。
こういう方が涼温な家に住んだら、今よりもさらに楽しみながら生活されるだろうと直感的に感じる。

お帰りになられる時に「いい家が欲しい」をプレゼントした。
本格的に家づくりを検討されるときに、この本と体感ハウスで感じた空気感が参考になってくれると幸いである。

佐藤　吉行