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2014.05.08
「いい家」が欲しい。

改めて何だと思われるかもしれない。
今から14年程前の松井修三氏による家づくりの本質を突いた住宅本で、ロングセラーとして現在も求められている。

外断熱が住み心地に大きな関係を持つことを、ここまで掘り下げた本は今まで無かったと思う。
それも、住む人の住み心地をとことん追求し続け、住む人の幸せ、つまり健康の増進をご家族側から書いている。
そして、その内容は年月と共に進展している。しかし、住まいとは幸せの器、つまり健康の器であるという内容に全くブレはない。

近年では外断熱の家の方が冬暖かく、夏涼しいということが一般的にも理解されている。
しかし、売れるからといって基本理念をないがしろにした、粗悪な外断熱の家をあちらこちらで見かける。
とても怖いことです。
そこには住む人の幸せ、健康を心から願ってつくるという姿勢は微塵も伝わってこない。
単に安くして売れればよい家である。

今、2020年省エネ住宅義務化が謳われている。
国交省・経産省・環境省が合同で設置する、低炭素社会へ向けた住宅づくりの義務化である。
今後、ハウスメーカーを始めとする多くの建築会社が、ゼロエネルギー・省エネ・創エネを謳って出て来るだろう。
数値をいっぱい並べて。

よく考えてください。
住む人を原点に考えてきたから、本物の外断熱は評価されているのです。
今後は、そのベースに涼温な健康な家がスポットを浴びることになるでしょう。

なぜならば、特許センターダクトの涼温換気の家は、エアコンの風が苦手な方にはもってこいの爽やかさであるからだ。
においも無い家だ。空気のよどみも感じさせない。
外断熱の住み心地がここまで広がった事と同じく、これからは涼温な換気が第2ステージとなるだろうと感じる。
今の選択肢は、将来のご家族に対する健康への選択と言えるくらい大切なものと考えております。

涼温な家は、外気を家に取り込む時に性能の高いフィルターを通した綺麗な空気であることが求められる。
それは掃除のしやすい換気システムであることが基本です。
建物の構造と換気の理論が科学的で上質でなければならない。
そして、省エネであることです。

国策として打ち出されている2020年義務化の低炭素・省エネ・創エネを見ることと同時に、涼温換気の家も見てください。
必ず頷いて頂けるはずです。
住み人の原点においた家ですから。

平澤 政利