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2014.04.29
いつもの風景

毎年、当たり前のように見ている隣の梨畑である。
資材置場の隣には、広々とした梨畑が広がっている。

栽培されているのは新興という梨で、ここ江南区は梨の生産量が多い地域だ。
桜の花によく似た真っ白い花である。
受粉させたり袋を被せたり、大変手間のかかる作業をずっと見てきている。
そして、秋に実る。

見慣れている風景は、普通に見過ごしてしまうことが多いのかもしれない。
枝を横に這わせる、労力のかかる大変な仕事。
この様にしておくことにより、収穫時は人が立ってもぎ取ることが出来る。
梨畑の花には、実をならす美しさがある。

平澤 政利