東京で「いい家」をつくる会のセミナーがあった。
今回は換気中心に、中身の濃い重要なセミナーでありました。
そのデータや空気、埃の動画シミュレーションは、理論を超えてより納得できるものでした。

すでに2020年の努力目標として掲げられている国の省エネ基準はスピードを早め動いている。
つまり、2020年には義務化される家づくりなのである。
もちろん、大手ハウスメーカーはそれを謳い文句にすでにPRしている。
しかし、見えない説明に気づく。
それは、その家に住む人の健康を、基本に考えてつくられているのか。また、構造システムがなされているのかである。

今の涼温換気の家は、一棟一棟が個別対応しなければその家は完結しない。
それほど、住む人の健康を第一に考えた家づくりでなければならない。大量生産の家づくりは最も避けたい道のりのはず。
まして、空気は地味な内容である。
太陽光発電、床暖房の方がお客様の意を向けやすい。
しかし、考えて頂きたい。生涯爽やかな温度差の無い真のバリアフリーの健康な家に住む喜びのことを。

「涼温な家」はさらに進化します。
そして、第３のステージへと進んで行きます。
新たな熱い思いが生まれたセミナーであった。

平澤　政利