ビッグスワンの桜もようやく咲き始めた。
周辺は公園のため、くつろぐ人も多くなって来ている。
このスタジアムの名前は「ビッグスワン」。公募にて決められた。
名前の由来は、観客席を覆いかぶさる様にはね出した大きな屋根が、白鳥の翼に見えることかららしい。
42,300人収容できるビッグスワンは円形で、2002年のFIFAワールドカップの会場にもなった。
屋根は各4面から大きくはね出している。
それぞれの4面のアーチを結びながら、中央部分は開放となっている。
全体がつながることにより強い屋根となっている。
その大アーチの中に、小さなアーチがいくつも連続してそれぞれに力を分散させている。
その曲線でやわらかさを出しつつも、強さを確保している。
大アーチの端々には柱がある。それは建物の外にあるため、柱と気がつかない人も多いかもしれない。
大きなビックスワンスタジアムは遠く離れた所からも見える。
確かに白鳥のイメージです。
大アーチは200mのスパン構造ですが、力の流れは見えやすい建物です。設計はスカイツリーと同じ日建設計。
平澤 政利