天気予報では、その日は朝から1日中晴れるとのこと。
長岡市で工事進行中の現場をチェックする。
プランイメージする際には、必ずその土地のロケーションをきっちり落とし込んでから行う主義である。（設計者なら当たり前のことですが）
敷地図には方位が記入されているから、自分の行動がどうかはさておいて、晴れた日の朝は敷地に出向き、気持ちいい陽射しを直接見たい思いは強い。
小千谷市に建てることをご検討中のＴ様のプランは、以前土地を見に行き既に仕上がっている。
センターダクトが家の中央に誇らしげにあります。
しかし、どうしても朝日は見たい。
そう確信して、修正プランへ向けたご相談に乗りたいと思っている。
早朝ではあったが、朝日のことを話すためＴ様へ電話をかけた。
のどかでパワーを感じる土地です。
小千谷市は私の生まれた土地でもありますが、この写真の片貝地区は雪は少ない。
（現在は50cm位の積雪かと思う。）
その片貝からわずか車で20分程山側に入った東山地区が、私の生まれ育った所である。
妻は山古志生まれ。
そこは今でも2ｍの積雪があります。
だから雪解けの春は光輝くような気がして、気持ちが高ぶる。
雪国の人達は忍耐強くなるわけです。

平澤　政利