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2014.02.20
涼温換気の住み心地

2014-02-20.jpg
(2014年2月20日AM8:00 外気及び体感ハウスの温度・湿度)
※クリックして拡大されます
<写真では少し見づらいため、表示内容を下に記入します。>
(左端)屋外外気  0.0℃ 湿度77%
(左より2つ目)床下   18.1℃
(中央と右より2番目)洗面脱衣室・小屋裏   18.3℃
(右端)内断熱部小屋裏 3.9℃
ご覧下さい。(少しぎょうぎょうしい写真ですが)
体感ハウスの温度と湿度を常に表示してあります。
それぞれの場所の温度が子機から無線でデータを送ってくる。
それが居間で一目できるようにした。
2014-02-20b.jpg
体感ハウス・センターシャフト
寒い外気がダブルのフィルターを通して、熱交換換気システムに入ってくる。
汚染物質は除去された外の空気が換気装置に入る。
この時、入り口の温度は外気温度そのままである。
これが換気本体の中にある熱交換素子を通ることにより、温度・湿度の熱が回収され、室温の80%位まで上りセンターダクトへ向かう。
そこに涼温な空気として送り込むため、さらにCDエアコンを設けるわけである。
冬には「温」を、夏には「涼」を加える。
それがセンターダクト前にあるチャンバーBOXである。
その中にエアコンの熱が加えられると、熱交換されて温度の上がった空気は家中を快適にする。
住み心地の良さを第一に考えてきたからこそ実現したとも言える涼温換気の家。
すべては写真データが物語っていると思う。
特に床下温度と脱衣室の温度に注目していただきたい。
体感ハウスではセンターダクト1本、CDエアコン1台のみで運転している。
必要に応じて、台所に試験的に設けたエアコンもデータ取りのためにONにしたりもしている。
なお、右端表示の小屋裏の一部は、外断熱との大きな違いを比較できるよう、一般的なグラスウール内断熱の家を再現している。
そのデータが写真一番右端の数字である。
この温度が、暖房の無い部屋の一般的な温度だと思う。
体感ハウスに来れない方のために写真をアップしました。
しかし、是非、体感ハウスへお越し下さい。
また3月1日(土)、2日(日)の体感会へも是非参加お申し込みを頂き、実際に肌で感じて欲しいと思っております。
平澤 政利