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2014.02.01
新潟市小針で上棟

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昨日上棟した小針のK様邸である。
K様邸は敷地をフル活用するため2台分のインナーガレージにして、その上部にも部屋を設けている。
この敷地は道路より約60cm高くなっていて、ガレージの土間とは1m20cmの差がある1階フロアとなる。
当然2階フロアも、車庫上部と住宅側上部ではそれ以上の高低差があるスキップフロアとなる。
このK様邸もロフト物置が設けられる。
そのロフトも、フロアに大きなレベル差があるつくりとなっている。
つまり、6層のフロアを持つ2階建て住宅なのである。
この複雑な構造の安全を図るため、多くの時間を費やした。
各所で杭レベルが異なり、基礎工事はかなりのエネルギーを入れ込んだ仕事となった。
木工事も然りで、細貝棟梁も構造を理解するまでには苦しんだと思う。
その難しい構造を持つ涼温換気の家の上棟なのです。
皆さんには大変な苦労をかけ、進んでいることは間違いない。
しかし、この複雑な構造に美しく力を流すことにとても燃えている。
必ずや完成時に、この仕事に立ち向かった人達と分かち合えるはずであると確信している。
これが、設計者及び工務店の醍醐味でもある。
一つの大きな節目。
美しい上棟です。
平澤 政利