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2014.01.24
それは美しいか

美しいもの。
それはデザイン性に優れている、トータルバランスが良い、カラーリングセンスが上質等々、限りなく挙げられると思う。
又、人によってその感じ方が大きく変わるものでもあります。
建築で言えば外観が美しいとか、センスが良いとか、材料の使い方が美しいなどもある。
空間的なバランスの良さにも美しさを感じる。
個々のパーツデザインの美しさもあり、つながりの良さによる上質デザインにもそれを感じる。
さらには歴史的な建物は美しい。
美について話し始めたらきりが無い程広がる。
見渡すと、高い性能を持つ工業製品もやはり美しい。
性能は美しさへと繋がって行くのではないかと考える。
スポーツカーで例えるならば、エンジンや足廻り、スピードを追求する。
当然空気抵抗を少なくする事が不可欠である。
そのため、流線形となり結果的に美しさの表現となる。
性能の優れたものは美しいカタチになる。
先日の個別集中勉強会の冒頭、松井会長は「換気計画は「値がクリアしているから良し」と考えるな、つまり、その計画図が美しいのかをしっかり見つめよ」と話された。
まさにその通りである。
美しい涼温換気の家は、他の追随を許さない住み心地の家となる。
平澤 政利