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2013.09.08
続・平澤の「いい家をつくること」

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前日の私のブログに対して、早速感想のメールを頂戴しました。
改めて、このホームページを多くの方から見て頂いていることに、感謝申し上げます。
私自身、家づくりそのものはとても創造的なことと常に考えております。
そして、昨日よりは今日と、一歩進んだ創造的な仕事の繰り返しが、ワクワクするような進化の家づくりの表現になると信じています。
社員には、設計では線で表しているが、あえて「詩を書く」と言っています。
その土地のロケーションを読み取り、そのご家族のストーリーの詩を書く。
裏付けとしてすばらしい空気がある家であり、最高の住み心地に内と外の景色を加える。
何よりもそのご家族を強く想うことが、その先の完成シーンが見えることにつながるのだと思う。
大量の図面は、もちろん事務所にて社員達がつくりあげている。
それを何度も修正し、完成度を上げる。
さらに、契約前に内部が見える1/50の模型を用意し、図面でイメージしにくい部分までトータルで一緒に追求する。
専門的な多くの展開図よりお客様が確認しやすいので、一貫して模型づくりは続けています。
失敗しないために平澤が用意するものであるから、費用は頂かない。
パソコンでのシュミレーションが発達している今、あえてこのアナログにこだわる。
何月何日何分の陽射しがどのように家の中に入ってくるかは、模型の方位を合わせることで、完成前にきっちり見える。
ワクワク以外に、安心がお客様と設計者で共有できる。
よって、窓を大きくとか移動するとかは事前に見えるため、工事後の変更はとても少ない。
模型は家が完成したら私共の事務所に展示させてもらうため、模型棚はどんどん増えていく。

平澤 政利