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2022.04.18
外断熱一体打ち基礎

基礎の外断熱施工は、床下空間も室内温熱環境へとするメリットがあり、基礎コンクリートの蓄熱効果も得られます。

基礎外断熱では白アリ対策が不可欠です。
薬品注入断熱材や土壌薬剤散布もありますが、薬品の効力は5年程とも言われており、その度に床下散布は避けたいと考えます。

ノンケミカルな防蟻がいい。
基礎~壁~屋根までの完全外断熱工法の『温爽の家』。
基礎外周立ち上がり厚みは、断熱材含め200mm幅です。
スラブコンクリート厚は160mm、床下は独自考慮で爽やか健全を保ちます。
配筋では、主筋となるトップ筋に全てD16mmを用い連続させています。

標準仕様の50mm厚基礎断熱材「ミラポリカフォーム」は無薬品の断熱材であり、人体への影響もなく安心で、環境へも配慮されています。

仮枠外側に見える白い板状のミラポリカフォーム。
耐圧盤スラブと立上がり一体打設のトータル構造です。

平澤建築事務所
佐藤 吉行