解体工事が完了し地盤調査が行われる。
近隣データで建築地の地盤支持層を前もって推定、杭の可否を予想しておく。
その後、水道給排水配管先行を組み入れ、耐圧盤基礎工事を段取ります。
予想外の強さが調査結果に出れば杭不要の判断となる。
急な杭工事依頼は、業者としても対応に困惑します。
解体工事完了後の地盤調査結果によって予想していた杭が不要になる事は理解してもらえる。
地下層構成上平坦地一部敷地のみが強い支持層となる事は考えられず予知段取りです。
耐圧盤基礎はデータに基づき応力度計算、スラブ厚鉄筋量算出安全確認する。
地盤調査会社は設計者ではないことを再認識すべきです。
平澤建築事務所
平澤 政利