現場毎の工事が着々と進行してる。
S様邸防護ネット前面部は材料搬入取り付け後にネット張りとなる。
建て前からしばらくの間、耐震壁であるTIP斜め材、ガセットプレートが見えます。
美しく、頼もしい粘りある木造耐震建築です。
サッシが取り付き、外張り断熱にて建物が包み込まれ気密も同時確保となっている。
外張り断熱の縦通気胴縁は専用ビスで固定、外壁をしっかり受け止めます。
重い外壁も将来に渡り下がる事はありません。
中越地震、中越沖地震の激しい震度6強の揺れにも外壁下がりは全く発生はしてない。
裏付け立証確信です。
無責任なトークに混同されない正しい知識が必要です。
外張り断熱は理論的下地固定の手段、施工が不可欠であることは言うまでもない。
暑い夏、外からの輻射熱も断熱面通気層から屋根通気を通り棟から放出される。
よって、小屋裏熱気の入り込みが無く小屋裏物置として天井高さ1.4m未満、直下階床面積1/2迄は無理なく利用でき、費用もビックリする程少なくて実現します。
HEAT20基準のG2仕様を基本とした断熱性能を有する家づくり。
写真の様に通気胴縁に桧板をジョイント分散して張るのは、下地によるモルタルクラックを集中させない配慮です。
ジョリパットの下塗りモルタルは強度あるリブラス金網を固定、そこから専用モルタル塗りが始まります。
私共は構造体呼吸を促す木造在来工法を大切にしたいと考えている。
両側にそれぞれ2mの歩道、幅員12mの前面道路に面してる土地です。
交通量が少なく静かな恵まれた環境にある。
車庫と物置そしてアプローチを住まい一体造りのイメージとし屋根バランスを取りながら目隠し効果にてプライベート中庭を演出したい。
既に許可がおりてます乗り入れ申請。
歩道縁石と乗り入れは水道管入れ替え工事と共に今月末完了予定です。
道路から眺める建物。
桧下地板張りは絵になるねと棟梁と眺める。
しかし、この建物は白い都市型住宅。あくまでも下地板として進む。
平澤建築事務所
平澤 政利