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2020.07.07
小千谷市朝日

朝日集落の中にある道を登る。
錦鯉養鯉農家が点在、闘牛も家族同様に育てている。

今では希になった茅葺き屋根の家があった!
しかも手入れが行き届いています。
私の生家も茅葺き屋根の家であった。軒の出、通気性、保温性で夏は涼しく、先人の知恵を今更ながら素晴らしく思う。
しかし、冬は隙間から入る吹雪が寒い。家の中は外気と一緒で吹雪は部屋に積もります。それが普通であり、気にもせず生活して来た。

維持管理をきちんとしなければ茅葺き屋根の茅は腐り、雨漏りとなります。
その為屋根の葺き替えは余儀なくされる。
しかし、当時年収以上の多額のお金が掛かった。また、大量の茅をコツコツ集めて置かなければならない。
維持が大変であり茅葺きの家はどんどん消滅して行った。

珍しくなった茅葺き屋根養鯉農家の写真です。

手前畑写真はこんにゃく。
土の中にこんにゃく玉が育っている。昔、集落の多くの家では、こんにゃくを作ったり山羊を飼い乳をしぼり家族で飲む。また、味噌や豆腐、納豆等の食べ物を広い範囲で自給自足の生活をしていた。

平澤建築事務所
平澤 政利