長岡 I様邸上棟です。
美しく力強い耐震の姿に注目の視線を感じます。
TIPは作業場でパネル化をして建前の前日迄に搬入、建て方と平行しながら取り付けて行く。
足場での作業安全面と共に、仕事効率に大きな効果があり全現場定着の流れとなっています。
屋根ロフト形成に必要スパンでは太いタルキを使用。
その上に断熱材が張られ丁寧に気密テープで気密性能確保をする。
標準タルキが加わり、150mmの専用ビスで断熱材を挟み締め付け固定をします。
タルキ間に断熱材がはめ込まれ合計100mm高性能ダブル外断熱の家となっている。
家づくりは日々進化しなくてならない。同時に伝統継承を加味しながら、センスのいい快適な家にしたいと思う。
断熱面に張る遮熱シートは春夏秋の輻射熱遮り効果があり、通気層を通し効率的な排熱を高める。冬はその空気が停滞し保温効果をもたらす。
きびきびした工事進行は見ていても心地がよいものです。
平澤建築事務所
平澤 政利