昨日、東京本郷にてTIP協会理事会が行われ出席をした。
以前から進められている国交省大臣認定の進捗状況経過報告が主題です。
昨年末の職能大学校にての試験写真です。
耐震等級3レベルの70ガル、90ガルの激しい揺れを繰り返しかけ見守る。
安定した粘り強さに教授も感心される。数ヶ月後に動画が公開されましょう。
TIP構法木づり斜め固定は水平外力に対して当然抵抗力があります。横架材と鉛直柱端部をガゼットで剛性にする事で引き抜き、水平外力に抵抗する。そのガゼットに筋交いを指定本数釘打ち固定し、引っ張り力に対しても効く筋交いとなっている。
現行建築基準法はTIP斜め材は水平木づりと見なされ構造耐力計算には加える事が出来ません。
その潜在的強さを含めた証明実物大実験である。
東京工芸大学工学部建築学科構造の上西名誉教授の研究室で実証実験された事への認証行動です。
この写真は10年ほど前に森林アカデミー試験場にての耐力試験立ち合い写真です。
現場で手間の掛かる耐震方法ではありますが木造在来構造に呼吸を促す工法として涼温な家に相性がよく平澤建築事務所では全棟TIP構法耐震を採用してます。
潜在的強さを認めて貰う大臣認定が大量の申請書類と共に着々と進んでおり、国交省の認定を強く望んでおります。
平澤建築事務所
平澤 政利