3月に入り杭工事が予定通り始まる。
こちらは中央区の地盤がしっかりしていると言われている地域ですが、地盤調査にて軟弱地盤が判明、対策として支持層迄の杭工事が不可欠となる。
いつもブログに書いていますが、基礎耐圧盤設計と同時に地盤対策設計は1つとして考えなければならない耐震設計。
勿論、構造での耐震壁、梁スパン、壁バランス等総合的に進めるものである。
大胆なデザイン、解放的空間にも対応する工法は有ります。
しかしながら、経済スパンという基本設計をも考慮しながら住まいの設計を提案することは大切な要素であろう。
必ず設計者の責任において、地耐力とのトータル基礎にしなければならない。
杭判断は意匠設計及び基礎設計と一体である。
同時に基本をしっかり持ち適切な判断のもと工事を遂行しなければならない。
また、今月下旬から始まる西区の高台の敷地は、希に見る強固な地盤データーが出ており、新潟で杭工事無しの耐圧盤基礎となる。
平澤建築事務所
平澤 政利