いい家づくりには、依頼者と工務店の信頼関係の確立が不可欠であると考えております。
考え方、相性、センス等が合致する信頼出来る工務店と出会えたならば、80パーセント家づくりは成功と言えます。
と東京大学の前教授も本に書いている。
プランを創る前においてです。
それが信頼。
信頼出来る工務店、建築事務所との出逢いで家づくりの成功が決まる。
正にその通りと業界側から見ている者からは頷けます。
売るための家づくりでは無い。
家づくりは、その工務店店主の生き方、考え方、知識技量を見抜く事が肝心である。
建築のにわか勉強より、考え方、生き方、そして今まで建ててきた姿、建築を見て判断するのです。
ご自分の家もその延長上にあると考えますから。
設計者は長年の知識、経験を伴って、ノウハウを集中させて、設計する図面にはトータルバランスの物語があるはずです。
ちなみに大手ハウスメーカーでは、今現在プランナーによる設計相談のテーブルに着きませんかと相談会に誘ってます。
更にチーフプランナーの設計歴を表示してる。
キャリアの期待と安心表示なのだろうか。
私も本格設計を1985年からと設計歴を表示する事にします。現場が大好きな設計者であり、工務店です。
エクステリアや空間デザインの学びは独学、住み心地の追求は、いい家をつくる会の学びと実積が上質温熱空間となっている。
そして何より優秀社員に支えられています。
その年月の中、設計として大切に暖めて来ている事は、クライアントの要望を聞き、建築地に通い、土地のロケーションを熟知することをスタートにしてます。
住まいに大切な住み心地の追求の中、
ストーリーがあり
ロマンがあり
センスが欲しい。
ワクワクする楽しさも秘めたい。
そんな家をスケッチとして現す。
それが設計だと気迫を込め、総合的検討の一枚を提案プランとして提示する。
設計とはそのくらい真剣勝負ですが、相談にはお気楽にお越し下さい。
平澤のところでも、チーフプランナーがテーブルでお聞き致します。
ポイントを突いた専門的アドバイスが出来ると思います。
家づくりの依頼先とは、相性、信頼の絞り込みが大切です。
信頼出来ると感じたら期待してプランを待つ。
そして期待外れならば、はっきりと断る。
出逢いに感謝をし、自分の意志でぶれなく決断して行くべきです。
この進め方がストレス無く、いい家を手にする最も確実な道であると確信します。
ご自分の家づくりの目的と、住まい方の要望をシンプルに伝えれば設計者は土地から答えをプラン出来る筈です。
決断の信頼関係は双方にいいパワーを生み出します。
信頼し、期待するのです。
その勇気が大事です。
しかし、期待にそぐわなければ、自由に断れる切り札をお客様は常に持っている事が双方に緊張感を生み、信頼を育みます。
だから営業マンから急がされて契約するものでは有りません。
あくまでも建てる側の人の意志と信頼の中で行うものと考えております。
平澤建築事務所
平澤 政利