快適に過ごす為に、夏も冬も今ではエアコンを使用するのが主体的となっており、ほとんどの家では居間や個室にそれぞれ設置され、そのエアコンの数は一般的には4台から5台になります。
最近では、Alを使いながら人のいる位置を認識し風向きを移動させる親切なエアコンもあるらしい。
不快ではなかろうかと思ってしまう。
また、空気清浄機能が付いていて、汚れている室内の空気をエアコンが綺麗にしてくれるCMを見ました。
新鮮空気と思われている外気は思いのほか汚染された空気であることが、PM2.5や花粉排気ガス等の微粒子を除去する使い捨てフィルターの黒くなった汚れで実感します。
窓開け換気は、その汚れを家の中に直に入れ込むものです。
空気清浄装置フイルターで汚れを取るからこそ、綺麗な新鮮空気として外気を室内送り込めるのであります。
同時に窓開け換気では得られない安定換気が確保される。
第一種全熱交換換気システムを用いている涼温な家は、実際、室内空気がとても綺麗でマイルドであるとほとんどの来場者がおっしゃいます。
それぞれの単品広告が、住宅関連には氾濫している世の中です。
ご自分の本当に求めたい家が何かを改めて考えを整理され納得される住まいを手にして頂きたく思います。
タイトルにあるように、気密、断熱、換気とエアコンは一体であると考えるべきです。
先進のセンターダクト換気システムは断熱性の高い建物に気密性能を高め、排気風量測定しながら住まい全体の温熱環境を創り出します。
一般的に暖房冷房設備の無い
トイレや脱衣洗面、廊下、クロゼット等も温度差無しの快適になる。
それは排気によるもの。
だから気密、高性能なC値が求められるのです。
理論で少し理解されましたら、体感ハウスに直接来場をされ、改めて感性にて感じて下さい。
また、展示場巡りで疲れた方も是非お越しください。
疲れた事が如何にラッキーであったと思える事でしょう。
平澤建築事務所
平澤 政利