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2018.01.27
増えている体感形見学

ここ数日氷点下4度、最高気温でも1度の日が続いている。田んぼを横切る道路は吹き溜まりが出来て通行止めになっている所を見かける。

このように寒い時期には建物の性能が良く判る。
平澤建築事務所では創業以来17年間、
全ての新築住宅が外断熱の換気システムの家です。
ソーラーサーキットの家から
SA-SHEの家の家に進化して
現在の住み心地の涼温な家にとなっています。
基本は外断熱、高気密住宅である。

当初の暖房方式はマイルドで気流を肌に感じさせない蓄熱式暖房を薦めておりました。
全館が温度差の無しの家となり高い評価を頂いておりました。しかし
原発事故以来夜間電力を多く使う蓄熱暖房は電気料金が高くなり、
それに代わる熱効率の高いヒートポンプ式エアコン暖房を
現在では暖房の主体にした家づくりとしてます。
エアコン暖房でも夜間電力を効率よく使用することによりランニングコストを押さえつつも不快な温風に直接肌に当たらず家中丸ごと爽やかに暖かく快適にすることが可能となっている。
そんな涼温な家を進化させながら長年造り続けてます。
温熱環境の追求が住み心地の質の向上に繋がる。

その原点であります、建物の耐震性、耐久性をベースに、
高断熱、高気密、熱交換換気システム、
そしてトータルとしての理論の確立、同時に維持管理のしやすさをふまえた家づくりが求められています。
バランスのいい家こそが省エネ住宅であり、住み心地へと繋がると確信してる。

近年のキャッチフレーズでは
似ている言葉をあちこちで目にします。
寒冷地での家づくりの中で
努力の形や発想の転換には注目してます。
しかし多くの理論や概念図には思い付き的なシステムであったり、そのやり方であるとこの様な問題が発生、その解決はどうされるのだろうか?
などと他人事ながら気になってしまう。

以下のキャッチフレーズは引き付けられます。
    

ㆍエアコン1台で全館快適、
ㆍ床下エアコン家中暖かい
ㆍ憧れの床暖
ㆍ無垢の床板を使用してるから暖かい
ㆍわが社の展示場に暖かさを体感に来て下さい

等、書いて有ります。

上記の体感住宅展示場、又は完成体感会で体感されました方々には
平澤の涼温な家を長年の追求してきた空気感を
比較されますと一目です。
深呼吸したくなる程のこの空気感は単品理論では根本から違います。
是非お越しください。

当たり前の不思議が有ります。

ここ数日の新聞を見て気になりまして書き込みしました。

平澤建築事務所
平澤政利