この度のテレビインタビューの中で、平澤は何故ここまで
空気にこだわる家づくりなのかと質問されました。
考えて見るとその話はして来なかった。

実は前工務店にいた頃の25年前の家づくりでは
断熱性能を追求して、窓には樹脂サッシペアガラスが標準装備の
住まいづくりであったものの、
最も重視していたのは美しさ、楽しさ、
個性等のオリジナリティの有るデザイン重視の家であった。

しかし何か根本が足りないと思い続けていた。
その模索の中で
当時あまり言われていなかった、断熱性能追求の省エネ住宅を意識してた。
随分、模索検討をしました。

しかし中々頷ける工法にたどり着けなかった。
一見良さそうに感じる工法も
それはメーカー、工務店が受注への道を早く又、多くする為のシステムであり、
住むお客様からははたしてどうかと、疑問を持つ家づくりである様に感じて受け入れられなかった。
そんな中、住み心地の追求が外断熱工法であると、現在の原点の家づくりにたどり着く。
外断熱の出会いによって飛躍的に温熱環境が改善されました。

次回は現在の平澤建築事務所の空気へのこだわりです。

　　　　平澤建築事務所
　　　　　　平澤政利