イギリスの哲学者、ジェームズ・アレンの著書は、聖書に次いで長年読まれ続けているとの事。
私も何冊か読んでいます。
「原因と結果の法則」は代表的書物かも知れない。
その中で、庭に綺麗な花を咲かせようとします。
花の種を蒔く事は当然です。
種を蒔いても手入れされない花畑は、たちまち雑草で覆い尽くされます。
花を大事にするために雑草をむしってやらなければ、雑草に負けて花を咲かす事は出来ない。
花を植えない庭とて、なにも手入れしないと、変わらないのみならずたちまち雑草で覆い尽くされてしまいます。
アレンは、なにもしない事は衰退の進行であると言っている。
進化とは、細やかな事を地道に一歩ずつ繰り返すことの積み重ねであり、それが大きな成果へと繋がる。
稲盛塾長も全く同じ事をおっしゃっています。
明日こそは草むしりをしようと常に先送りに物事を考えている人は、日々雑草が増えて来る現実に不安と苛立ちを感じていると思う。
今やることが自分を楽にする。
気ままに回りを美しくする事は楽しい事です。
社用車は、月に一回はワックスを掛けています。
17年間乗っている332000kmの愛車ダットサンはピカピカです。
事務所周りの芝も、雑草が無くなり元気に育って欲しいと見ている。
現場のトイレも、洗う人がもっと出てくるときらきらして来る筈です。
平澤建築事務所
平澤政利