BLOG

ブログ
2017.05.19
自責

3月・4月度盛和塾新潟の勉強会では、京セラコミュニケーションシステムの幹部をお招きし、「経営力を生み出すアメーバ経営~ひとりひとりの社員が主役~」と題して、高度な実践編を2ヶ月に渡り、オープンに教えて頂きました。
凄い内容であり、理解不足の平澤には勿体無い位です。

企業の成長、発展には必ず売上が必要です。
その中で、時間当たりの採算性と何故利益が必要なのかを追求する事は、フィロソフィの浸透が不可欠と何時も話している事です。
テクニカルな要素は平澤建築事務所では難しいが、採算性を上げる為にどう考え日々どう行動するかで結果は大きく変わって来ます。
本当に必要最小限の材料であり、無駄が発生していないか等の些細な事の繰り返しが現場意識の改善にも繋がる。

全てにおいて、先ずは目標を定めなければならない。
それが無いチームは進行方向がバラバラになり、論外と言わざるを得ない。
そして、その目標達成を1ヶ月後に検証する。
結果の発表です。ここで分析が必要になります。

この時自分以外の原因を挙げる人がいます。

例えば、天候不良、ライバルが強かった、人手不足でタイムリーに仕事が出来なかった、知名度が低い、工事に至っては品物が納品されなかった、設計が難しい、工事現場に駐車スペースが足りなかった等である。

一見ごもっともに聞こえますが、この様な人は前向きな問題解決に取り組んでいない。
全ての原因や責任を自分以外に向ける他責の考えであり、フィロソフィの共有が仕事以前に必要です。
放っておくと、その部署には内向的で自分さえ良ければいい危険な空気が蔓延してしまう。

家づくりに関わらずですが、「自分はこれが足りなかった、次はこの様な手を打ち努力すべき」と、原因を前向きに見ようとするチームは活性的であり、チャレンジャーとして発展して行く。

物事を自責でとらえる人がチームを明るく引っ張って行く人であり、発展させる人である。

    平澤建築事務所
     平澤政利