支持地盤層迄の杭工事の上に
外断熱一体打設の耐圧盤基礎工事が進んでいます。
先日鉄筋検査も完了して、上棟に向かい工事は順調に進んでいる。
基礎は地盤対応設計と共に
上屋の壁量計算、壁バランスの計算と同じ様に大事であり設計者としての責任と力量、そしてキャリアが求められる真髄さと言っても過言では無い。
基礎の鉄筋が図面通りに施工されているかを、
建築基準法施工令と照らし合わせた上確認して行く作業が鉄筋検査です。
必要最低限の基準を唱えている基準法施工令以上の鉄筋の被り厚、定着長さ等をクリアーする事は職業の鉄筋屋は当たり前の知識と仕事であり、
彼らのレベルは高いものがある。
今さら話す事でも無いが耐圧盤基礎設計とは、立ち上がり基礎や梁に区画されたスラブは反力計算により鉄筋の太さ配筋間隔寸法変化する。
よって、単なる大スパンとなるような基礎スラブは、反力計算とコスト面においても再検討すべきと考えます。
耐震、通気、防蟻、湿気対策、不等沈下対策、台風、大雪対策を含めたバランスの良い
強度ある基礎を力学的考えにおいて必要最少限の工事費で生きた基礎工事に最大になる様に投入させる努力もリーダーの役目である。
全ては設計者の知識と力量、
理念と行動で進んで行く。
チームプレーが家づくりです。
個人タイトル狙いの人では足並みは揃わないし、連絡の共有も期待出来ない。
いい家づくりにはベクトルの共有は不可欠である。
追加
5月15日夕方の写真です
平澤建築事務所
平澤政利