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2017.01.11
海賊とよばれた男

正月休みに「海賊とよばれた男」を再度、映画館で観て来た。
12月10日封切に観に行き二度目です。

出光興産創業者、出光佐三氏をモデルとした百田尚樹著書の歴史経済小説である。
以前に小説は読んでいた。
凄い迫力を感じていたため、映画化で失望してしまうのではないかと、内心思ってもいました。
それは、映画という与えられた映像が、自分が小説で感じていた世界と違う事が過去にあったからです。

出光佐三氏こと国岡鐵造の、信念を持って生きるその姿と、仕事と社員に対する厳しくも温かい行動には感動する。

波乱万丈の凄まじい人生の中に、揺るぎない信念が伝わって来る。
大義を持ち石油の将来への展開を、如何なる苦難、そしてメジャーな巨大組織に対しても怯むこと無く戦い続ける。
その姿勢には気持ちを奮い立たせるものがあった。
終戦後の石油を巡る国策や、米国の大きな圧力の中で自ら立ち向かい、事を切り開く生き様は凄い。

強い信念が無ければつぶれてしまう凄まじさである。
その映画に感動した。

平澤建築事務所  平澤 政利