8月に続いた上棟現場の気密測定を、このところ行っている。
涼温な家には欠かすことのできない気密性能は、お客様もしっかり認識されているため、楽しみに現場へお越しくださる。
そして、立ち会いのもとで気密測定は行われる。
TIP構法の斜め材やガセットプレート、剛床ゆかが見えて、耐震構造も見える。
完成後には隠れてしまう部分だからこそ、今のタイミングで、気密性能と構造が同時に確認できることは、大きな安心でもある。
気密性能を示すC値は、ここ最近も平均で0.2c㎡/㎡。
相変わらずの高性能には、各施主様も納得であり、とても感心されている。
いつもながらの職人達の意識の高さと、熟練の技術に感謝です。
涼温な家は、換気を大事に考えた家づくりである。
涼温換気を正常に、そして、住み心地の実現のための計画換気であることを、改めて説明すると、お客様も頷きながら、この測定の意味を噛みしめている様子だ。
そんな中で、気密測定は進んでいく。
佐藤 吉行