昨年も書きましたが、近くのバイパス道脇の草の生え方が気になる。
自分達の種類の生き残りの為にと、勢力を広げているその姿は、生存競争の市場占有率シェアを奪い合う人間社会のヒトコマを見るような気がして重い気になってしまう。
昔はもっと自由に共存して草が生えていたと思い出す。
相手が拡大して広げて来るものを防衛手段として、生える隙間さえ与えないカタチの生え方になってしまっている。
種類の違う草同士の境界部分に目をやると、まるで国境線での攻防に見える。
ウォーキングをしながら、もっと共存共栄が出来ないものかと思った。
自然界とは、もっと相手を思いやる中で成り立っているはずですから。
平澤 政利