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2016.09.02
サーモカメラ

涼温な家とは、トコトン住み心地を追求しながらの家づくりである。

断熱性能は勿論のこと、断熱欠損、空気の質感、空気淀み、生活臭、そして家中の温度、湿度ムラの無いこと。それを必要最小限のシステムで実現していると言えます。

特許センターダクト換気システムは、世界でも類を見ない逆転の発想である事を伝えています。
それを支える為の住み心地にこだわる知識を高める事と開発の進歩。
さらに、地味な努力と熟練の技術が欠かせない。

最近度々類似のモドキ工法を耳にしてます。
そこにはあるのは、売るが為の建築であり、住む人への住み心地の思いが欠落していると言わざるを得ない内容と感じています。

夏と冬。そして春、秋のシーズンを過ごして納得できる家かどうかが問われます。

私共は建築事務所として、設計、施工管理、リフォーム事業を行っておりますが、その業務には建築の豊富な知識と自由な発想の提案力が必要であると考えております。

住み心地の確立の為に、自社所有の測定器は多く持っています。
工務店でありながらも、ちょっとした研究所の仕事内容の日常は、その進化の過程が楽しい。

気密測定の認定事務所でもあり、所有している気密測定器を始め、各部屋の計画排気量設定の為の風量測定器や各室の温度と湿度データを24時間記録するおんどとり。
スポット的な場所の温度を測る高性能温度センサー、そして、室内の二酸化炭素(CO2)濃度測定器は、その時々のCO2濃度を表示している。

換気の必要性と空気の綺麗さを数値でご覧頂けます。

それらの機種は自社所有として、住み心地向上へと測定、分析の為に導入しています。

そして、室内温度分布を分かりやすく可視化する為にと、遅ればせながらもサーモカメラを購入します。
早速、メーカーの方がデモ機種を持参して、性能、取り扱い説明に来られた。
佐藤がしっかりメーカーの話を聞き、機種別の使い勝手を確認ながら、購入機種を決定をする。

これにより瞬時に室内温度分布が見られます。
また、外部から撮すとその家の断熱欠損が一瞬にして見えてしまう。

私共も、よりデータ化が進んでおります。
是非、体感ハウスで先進データーを住み心地体感と共に
ご覧下さい。

平澤 政利