K様邸宅の解体工事が完了した。
重機引き揚げ前に、配置計画図面に添ってアプローチ及び駐車スペースの残土搬出、更には舗装下地の砕石敷き込み及び転圧工事まで行い、駐車スペースを造りあげておく。
これにより工事の円滑化、省力化を図り、工事車両を敷地内に駐車させる事が出来る為、資材搬入がスムーズになるのである。
近隣に対する気遣い、配慮にも繋がっている。
ちょっとした行動が、全体工事期間では大きな効果となって表れます。
現場ではこれから杭工事が始まります。
そして引き続き、給排水先行配管が基礎工事前に設置完了する。
先行配管は狭くなる敷地裏側でも重機作業が出来る為、最小の労力で精度の高い最大の仕事となっている。
このように、当たり前の様な工程もしっかり見つめ、改善を重ねております。
K様邸宅の広いお屋敷には石が多くあり、先代の思いを継承する意味で再利用する事にしています。
石組には素人である平澤が、解体工事最終日に、引き揚げ前の重機で移動、設置を手伝って貰い、アプローチ造園の景観造りをしています。
本来解体工事ではありませんが、何とか良いアプローチの景色を、との思いから、大きな重機のあるうちに創りたいと、チームならではの協力依頼です。
素人の庭師平澤では無礼となります。
よってその都度、書店で専門誌を買い求めては知識を高めております。
好きな事には積極的になれます。
お陰で、少しずつレベルアップしていると実感しています。
そんな平澤の解体工事最終日のブログでした。
26日朝の写真です。
アプローチ、前庭シルエットの概略形が出来ました。
引き渡し直前の秋口に樹木の植え込みを行い、建物と一体化する予定です。
平澤 政利