現場からの帰り道、蓮の花がそろそろ咲いたのではと、瓢湖に寄り道した。
数人のカメラマンが三脚を立て、望遠レンズを覗き込んで湖の方を狙い構えている。
そして小声で、「ほら、あそこにいるよ。こっちを向くといいのにね。」等と話している。
レンズの向いている方には、蓮の花がいっぱい咲いている。
するとその脇から、小さい水鳥が現れた!
なんと、睡蓮の葉っぱの上を軽快に歩いているのです。
今までに見たことの無い行動をする水鳥です。
カルガモの赤ちゃんかと聞くが、くちばしが黄色ではなく違うと言われる。
水の上をマイペースで、しかも軽快に歩く姿は可愛いらしい。
私も思わず携帯電話のカメラで撮る。
不思議な水鳥との出会い、嬉しい写真となった。
平澤 政利