今年の住宅業界は、激動の年になる様な気配を感じる。
単に消費税増税での駆け込み的行動では無く、将来に渡る価値観をどう見るかまで掘り下げ、より慎重に、かつ理論的な選択をする人が増してくる気がします。
つまり、家を建てようとされる方は情報を収集し、勉強もされる事でしょう。
そして最後は、頭の中で整理がつかなくなるケースも珍しくない。
情報の氾濫である。
最終的には、あそこのメーカーの営業マンが誠意があるとか、一生懸命で感じも良い人だとか、会社の名前も有名で信頼出来きそうだからと、家づくりを決断する。
このケースで依頼先を決めることがダントツに多い選択パターンであることは知られています。
失敗しない為に勉強してきたのに、結果、悔いの生まれる家づくりに進んでしまう人が後を絶たない…。
学ぶときに、自分の家に何を求めるのかを明確にすべきなのです。
ご自分が求めたい家を再確認して、自分の感性の中で選択すべきです。
本当に心地が良いのかを、ご自分の感性を大事にして、感じるべきと言いたい。
そこで良しとなったら、その後は、理に敵っているかを徹底的に学ぶのです。
納得するまで。
家づくりにおいて、信頼できるパートナーを持つことがいかに頼もしい事であるかは、家を建てて住んでいる人に聞くと良くわかるはずです。
更に、信頼できる本との出逢いも、とても大事なことでしょう。
平澤 政利