O様ご夫婦立ち会いのもと、気密測定を行う。
ご夫婦揃って大規模な測定器には驚かれていた。
測定をしながら、測定器のシステムの説明や、気密測性能の意味、大切さ、そして計画換気のために必要となることを改めて説明した。
C値=0.1cm2/m2。
ここの所は、常に0.1~0.3程度の気密性能が続いている。
改めて、気密工事を意識してくれる職人達への感謝である。
奥様が、暖房している今のところ家よりも、この現場の方が暖かく感じると、おっしゃって下さった。
全く私も同感である。
隙間風だらけの私の家も、暖房しているだけに、温度差が生じて、外からも寒い廊下からも、スースーと冷えた空気が入ってくる。
気密測定を終えた後では、夜まで内部の打合せをしていたが、冷え込む外とは関係なく、断熱気密工事が終わった現場の中は、ほのかな暖かさで包んでくれた。
佐藤 吉行